はじめに
新学期気分がひと段落すると、だんだん増えてくるのが学校内でのトラブルです。
近年、人間関係の多様化により、今まで想定もしていなかった事態に子ども達が巻き込まれてしまうことも多いです。
特に小学校低学年の児童はうまく言葉で説明するのが難しく、話しているうちに話が二転三転してしまい、わからなくなってしまうこともしばしばあります。そのうちに話がこじれて泥沼化していくことも、残念ながら増えているのが現状です。
この状況は、子どもにとっても学校現場にとってもよくないことは明らかです。
そこで、私の教員経験と公認心理師の知見を活かし、少しでも聞き取りによる情報収集の負担が減るような生徒指導聞き取り記録シートを作成しました。
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司法面接とは
虐待や被害のある供述弱者(子どもや障害のある人)から、できるだけ正確な情報を、できるだけ負担なく聴取することを目指すものです。
以前本ブログでも記事として取り上げています。

2022年に書かれた論文によると、
2010年頃より児童相談所を中心に用いられるようになり、2015年からは児童相談所、警察、検察が連携し「代表者聴取/共同面接」という形で実施されている。また、そのエッセンスは学校での重大実態調査や施設等での指導監査においても用いられている。
とのことです。
この面接シートのポイント
・司法面接を参考にした聞き取りの要点がシートに書いてあるため、聞き取り手の指導経験に依存しない情報収集ができます。
・図による記述欄があり、視覚的に状況把握が可能です。
・ケースに関係する子供が一目で分かるようになっています。
・どの時点で発覚したのかが一目で分かります。
・被害者と加害者の言い分を直接比較でき、どこが食い違っているのかが分かるようになっています。
・被害者・加害者の家族構成や備考情報を記入する欄があり、複数の教員で対応する際に状況が把握しやすくなっています。
おわりに
今回はワークシートの紹介でした。ver,1.0ということで、NOTEから無料でPDFデータをDLできるようにしています。印刷して手書きでご使用ください。
今後、さらにブラッシュアップして使いやすいものにしていきたいと思いますので、DLしていただいた際には、使ってみた感想や改善アイディアを頂けたらありがたいです。
少しでもお役に立てれば幸いです。さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。
DLはこちらからできます。

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