はじめに
子供同士のトラブルなどで当事者から話を聞く際に、言ってることが二転三転して、らちがあかなくなった経験はないでしょうか。私には数え切れないくらいあります。
子供たちから聞き取りをしていると、どうしても話がころころ変わっていってしまうことが多く、全体像をつかむのに手こずるんですよね。そして結局何が事実だったのかがうやむやになり、真相は闇の中へ・・・・・・。
そんなときに有効な「司法面接」という手法を試験勉強中に知りました。ここに防備録としてまとめておきます。
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司法面接の概要
司法面接は、子供を適切に保護し、子供から証拠的価値の高い情報を得るための面接法です。
録画、録音をし、サポートスタッフが別室で観察し、質問内容をチェックしたり面接者に助言したりします。また、二次被害を避けるため、面接の回数は必要最小限にするのがルールとなっています。
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特徴
本題に入る前に面接の時の約束事を説明し、練習として本題と関係ないエピソード(学校に来るまでの出来事や、朝ご飯の話など)を話してもらうのが特徴です。ラポール(信頼関係)を形成し、本題の面談をスムーズに行うことがねらいだそうです。
注意すること
1、子供の言葉を面接者がわかりやすくフィードバックしたり、誘導・暗示的質問(クローズド・クエスチョン:はい、いいえで答えられる質問)をしたりしてはいけません。
ダメな例:「Aくんは、○○だと思って△△してしまったんだよね?」
→良い例:「○○くんは、どんな気持ちで△△したのかな?」
ダメな例:「そのときAくんは一人だったんだよね?」
→良い例:「そのときAくんのまわりには何人くらい人がいたのかな?」
何故かというと、子供が大人の発言に影響されて発言内容が変わってしまうためです。早い話、「大人の作ったストーリーを子どもに追いかけさせてはいけないよ」ということですね。
当然と言えば当然なのですが、時間がないときの聞き取りなどで起こりがちなので注意が必要です。
2、ひらかれた質問(オープン・クエスチョン:5W1Hなどを使って文章で回答できる質問)をしていくことが大切です。発言を促すときは「それで?」「そのあとどうなったの?」などの声かけですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ベテランの先生などが子供の聞き取りに入る際、朝の出来事などから質問することが多いですが、あれには一定の効果があったのですね。
複数人数で、質問内容の記録をとりながら、サポートスタッフを交えて聞き取りをすることは、実際の現場では難しい所はあるのかもしれませんが、実際にできたらとても有効だろうなと思います。
実際、教育現場では生徒指導の問題が多くて授業準備ができない!というときもありますしね。司法面接は、いじめの聞き取りや、子供同士のトラブルなどの聞き取りで役立つのではないでしょうか。
さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。
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