はじめに
今回はパーソナリティ理論についてまとめていきます。
余談ですが管理人はクォーターライフクライシスの世代に突入しており(参考:ミッドライフクライシス(中年期危機)とクォーターライフクライシス(QLC))、自分はどのようなタイプの人間なのか、自分のキャリアプランはこのままでいいのか、などを育休中に自己分析していました。どうぞおつきあいください。
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ロリポップでブログをはじめる特性論と類型論
パーソナリティ理論は、大きく特性論と類型論の2つに分かれます。これらの違いはこちらのサイトがとても分かりやすく説明していましたので紹介しておきます。
性格類型論|類型論と特性論の特徴を比較 | 東京カウンセリングオフィス (tokyoco.jp)
簡単に言ってしまえば特性論はゲームキャラのパラメーター、血液型占いや星座占いは類型論、ということですね。
特性論
基本となる複数の特性の集合体として自己が形成されるという考え方です。
提唱者のオルポートは、人間のパーソナリティを研究し、個別特性と共通特性に分けて捉えようとしました。その他には、キャッテルの16因子モデル、アイゼンクの2因子モデル(内向、外向、神経症)、YG性格検査の12因子などがあります。
ちなみにゴールドバーグらによって研究された5因子モデル(外向性、調和性、誠実性、神経症傾向、開放性の5つの観点から性格を解釈する)も特性論です。
類型論
人間のパーソナリティをざっくりとした系統に分けて、○○の人は~しがち、という形で表そうとする考え方です。血液型と性格の話などがまさにこれですね。1つずつ見ていきましょう。
クレッチマー・・・気質類型論
精神病患者を対象として、体型で性格を分類しました。
細身型の人は、分裂気質で、まじめで繊細な人が多いが内気で社交的ではない。
肥満型の人は、循環気質(躁鬱気質)で、社交的で活発だが気持ちの差が激しい人が多い。
闘士型(筋肉質)の人は、粘着気質で、几帳面で粘り強いが融通が利かない。
周りの人やドラマや漫画の登場人物などを思い浮かべるとなんとなくイメージに合致する人もいるような気がしてきませんか?
シェルドン・・・発生的類型論
クレッチマーの考え方と似ていますが、シェルドンは健康な人物を対象として、
外胚葉型
内胚葉型
中胚葉型
の3つのタイプに分類しました。
シュプランガー・・・価値類型論
個人が文化的価値を
経済(金銭や社会的地位に価値を置く。経済的に物事を捉える。)
理論(理論が通じることや心理に価値を置く。理論を探求する。)
審美(美的なものや楽しみに価値を置く。感情的に考える。)
宗教(神を信じ、信仰する。道徳的に生きようとする。)
権力(他人を意のままに操る行動、権力掌握に満足感を抱く。)
社会(社会への福祉活動や参画、人の役に立つ行動をとる。)
の6領域のどれに置くか、という観点で性格を類型化しました。
人生で何を重視するかで分類した、と言い換えても良いかもしれませんね。
ちなみにシュプランガーは日本の大学で客員教授をしていたことがあります。
ユング・・・気質類型論
分析心理学でおなじみのユングは、性格を内向的、外向的の2種類と、そこから思考型、感情型、感覚型、直観型の4種類に分けるという8通りの類型を提唱しました。
おわりに
現在では、性格を捉える際に類型論よりも特性論が主流になっているようです。画一的な分類より、個人の特性を重視する方向に少しずつシフトしてきているのかもしれませんね。
教育も画一的なものから、よりオーダーメイドに変わっていかなければならないのかもしれません。
さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。


