東日本大震災経験者が語る、あってよかったもの、やってよかったこと

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はじめに

今日は3.11です。早いもので、あの震災からもう11年がたちました。私は津波には遭わなかったのですが、4日ほどガス電気なしで生活しました。1年ぐらいは地震が起きる度に怯えていたのを今でも覚えています。
今回は、震災体験談と、自分の防災グッズのチェックも兼ねて、あったら便利だった物、やっておけばよかったことをまとめていきます。

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東日本大震災の日

大学生だった私はたまたま帰省していた茨城で被災。地震があったときは家に帰る途中でした。すごい揺れが起こり、一緒にいた妹に「伏せろ!」と行ったのもつかの間、足下がぐらぐらしてあっという間に立っていられなくなりました。
周りを見るともうもうとあがる土煙、電気が消え、斜めに傾く信号機。とんでもないことが起きたと直感しましたが、揺れがひどくて歩けません。余震が続き、瓦が落ちてきました。あとはリアルタイムで地域特有の大谷石製の家塀が崩れていくのを、家主のおばちゃんが口をあんぐり開けて見ていました。

そこからはじまった天井が一部ぶっこわれた家でのガス電気なし生活。水道も一時的に止まりました。家族が全員そろったのは3月12日の夕方でした。

やっと電気が復旧したときは、家族で抱き合って喜びました。でもテレビをつけて最初に目に飛び込んできたのは津波と原発の映像でした。正直「うっそだろ?!」と思いましたね。地震の被害なんてもんじゃない、もっと大変なことになってんじゃん、と。

また、高速道路と線路が震災で壊れてしまい、復旧したのが4月末。陸の孤島となっていて外部の状況が全く分かっていませんでした。

なんとか高速バスで上京でき、バスから見えた東京の景色はあの日から何も変わらない様子でなんだか拍子抜けしました。茨城のスーパーはまだ品物不足でお1人様1個!とかやっていたのに、東京は普通に物が並んでいたんですからね。

日常と非日常は同時に存在しうる物なのだなぁとしみじみ感じました。

あってよかったもの

充電式携帯ラジオ

停電のためTVの情報は全く入ってきませんでした。しかもまだ当時はスマホが出始めの時期だったので、検索して情報収集するのが難しかったです。そんなときにとても心強かったのがローカルFMラジオ。給水車の情報や交通情報を放送していてくれたり、どのような状況なのかを教えてくれたり、たまに音楽が流れてつかの間の癒やしになってくれたりしました。

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感想(0件)

手回し充電式と、電池式と両方から電源が取れる物が一番効率よかったです。

車で使える携帯充電器

こちらは携帯電話の充電が切れそうなときに車内で充電するのに重宝しました。今はモバイルバッテリーの種類が増えてきたので安心感は格段に増えていますね。

電気の大切さは痛感したので、コンセント製品も使用できるポータブル電源を先日購入しました。

震災経験者、ポータブル電源を買った4つの決め手【備えあれば憂いなし】

ヘッドランプ

意外と懐中電灯は手がふさがってしまい使えませんでした。

ヘッドランプは頭につけているので両手で作業ができて夕飯の準備などがとてもはかどりました。是非人数分用意しておくことをおすすめします。

クーラーボックス

停電直後から心配だったのは冷凍庫の中身でした。冷凍食品を調理しまくって食をつなぎ、最初の1日くらいは何とか持ちこたえたのですが、だんだん冷気が落ちてきて、困ったときに活用したのがこれでした。

シャトルシェフ(保温できる鍋)

なんぞや?と思った方もおられるかもしれませんが、保温ポット付きの鍋です。お湯を使いたいけれど頻繁にわかせない、と言うときに役立ちました。保温性が高いので一度沸騰させたお湯をしまっておけば半日は余裕で使えました。是非おすすめです。

この便利さを知っていたため、先日購入しました。

詳細はこちら迫り来る職場復帰・・・今のうちにQOL向上に向けて買った物5つ

やっておいてよかったこと

帰宅直後に風呂に水をためておいた

揺れが激しかったため、水道がいずれ止まる可能性があると思い、帰宅直後から風呂場に満タンに水をためておきました。蛇口から出る水は最初はまだ大丈夫でしたが時間の経過とともに濁っていったので、最初に透明な水をためておくことができました。
トイレを流す水にも活用できて、沸騰させてさました水で体を拭くこともできたのでこの判断は結果として大正解でした。

食料品を持ち運べるようにまとめておいた

帰宅直後にすぐ食べられるお菓子やペットボトル類を袋にできるだけ詰めて持ち運べるようにしていました。慣れない非常食よりも、すぐ食べられるお菓子の方が精神的満足度が格段に高かったです。

懐中電灯を明るいうちに用意しておいた

被災直後に玄関に光源になる物をたくさん集めておいたのはとても役に立ちました。

もっとも、被災したときは日の入りとともに寝るような生活にならざるを得なかったのですが、夜の停電時に光源があるのとないのとでは心の持ちようが全然違いました。特にランタンなどはあると安心感がありました。

日頃から家族で避難場所を決めておいた

何か災害があったら原則家の庭で待機し合流する、もし家に入れない状況の時は行き先を家のドアに張り紙してから小学校に避難する、というようにいざとなったときにどのように行動するかを家族で日頃から話し合っていたことが功を奏しました。

話し合っていなかったらこんなに早く合流できなかったのではないかと思うとぞっとします。

やっておけばよかったこと

家に帰る前に水分を買っておけば良かった

震災後は、水分がなかなか手に入らず困りました。外で被災したので、コンビニなどに駆け込んで買い物をしておけば良かったな、と今になってみると思います。

SNS(Twitter)などに登録しておけば良かった

今だったらLINEがあるのでそう簡単に音信不通になることはないかもしれませんが、当時はメールが主流だったので電話の回線がパンクして、なかなかつながりにくい状況が続きました。まだSNSが盛んではない時代だったので、フォローしている人に向けていっせいに近況報告できるSNSのアカウントを作っておけば良かったなと思います。

この反省を踏まえて、現在、友人や家族も把握しているアカウントをTwitterに作ってあります。

おわりに

備えあれば憂いなし。この機会に家族で備蓄用品の確認や集合場所の確認をしておきましょう。

さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。

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