はじめに
もうすぐ新学期ですね。今回はリーダーシップのライフサイクル理論についてです。公認心理師試験の学習で出てきたので、調べたことをまとめていきます。余談ですが、うちの子どもが今絶賛SLにハマっているので、「SL理論」という文字だけで自然と蒸気機関車がエピソード記憶として想起されています。
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ロリポップでブログをはじめるSL理論
ハーシーとブランチャードによって提唱されました。もともとはハーズバーグの二要因理論(参考1)と、フィードラーの条件適合理論(参考2)という二つの概念を説明するためにこの理論を打ち出しました。
“Situational Leadership”を略してSL理論と呼ばれています。直訳すれば「状況的リーダーシップ」と言ったところでしょうか。
参考1
ハーズバーグの二要因理論とは、動機付け理論のうち、仕事においてどんなことが満足する要因となり、逆に不満足となる要因であるのかを明確にした理論です。
ハーズバーグの二要因理論とは?動機付け要因と衛生要因について – 人事担当者のためのミツカリ公式ブログ (mitsucari.com)
参考2
行動理論はもともと「リーダーシップを先天的な要素でなく、行動として捉え、その再現性を検討する」というモチベーションから生じたものです。アンケート調査を行うだけでなく「業務への関心度」と「人間への関心度」の2軸での評価をマッピングするという手法が取られたことに新しさがあります。
https://mitsucari.com/blog/condition_theory/
つまり、モチベーションの高低と、業務軸と人間軸の関心度合いという4つの観点からリーダーシップを考えたのがSL理論と言うことですね。
リーダーシップの種類
そんなSL理論の代表的なリーダーシップの種類をまとめてみました。
教示的リーダーシップ
職場のメンバーの習熟度が低い場合は細かな指導が求められます。メンバーの仕事のスキルがまだ身についていなければ、それを教えるところから始めます。
説得的リーダーシップ
ある程度習熟度が上がってくると、メンバーが仕事をこなせるようになってくると、コーチングのような説明を伴う指導が必要になってきます。
参加的リーダーシップ
その後、メンバーの実力がさらに上がってくると仕事をこなせるようになってきます。カウンセリング的にサポートをすることでリーダーシップをとっていきます。「責任を取るのが上司の仕事」といったところでしょうか。
移譲的リーダーシップ
メンバーを信頼し、業務を任せることができます。一歩引いたところからメンバーの様子を見守っている状況です。
これらのリーダーシップは常に一定のとりかたをするわけではなく、状況に応じて変化します。このほかの変化球としては、
オーセンティックリーダーシップ
自分の価値や信条で引っ張っていくスタイル。既存の「強くて頼れるリーダーらしさ」ではなく、「自分らしさ」で勝負するリーダー、ということですね。
サーバントリーダーシップ
私欲を捨てて、相手が成長することに全力を注ぐスタイル。引っ張っていくよりかは、後ろから支えていくイメージでしょうか。こんな協会もあるようです。
サーバントリーダーシップとは | NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会 (servantleader.jp)
変革型リーダーシップ
リーダーと相手が双方の欲求や願望を認識し、満たそうと行動することによって成立するスタイル。Win-Winを狙うスタイルと言えば分かりやすいです。
カリスマ型リーダーシップ
目標達成のために相手を強烈に動かしていくスタイル。人気ブロガーのオンラインサロン的なものですね。チケット売ったらうんぬん、のような。
などがあります。
おわりに
リーダーシップの取り方は一定ではなく、時と場合とメンバーによって変える必要があるのですね。学校現場でも、学年主任はもちろんのこと、クラス経営をはじめとした様々な場面でリーダーシップを取る場面があります。あらゆる場面でリーダーシップを使い分けていけると良いですね。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。


