日本史を育児しながら1ヶ月勉強したら、日本史総合の狙いに気付いた話

日本橋の麒麟 歴史学
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はじめに

今回は「日本史を1日2時間半、1ヶ月詰め込むとどこまでできるようになるか」を実験してみた体験談です。結論から言うと、「学習自体は、幕末までは何とかなったが、近代史からはうろ覚え。でも日本史総合の意義に気付けた」でした。

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実験の経緯:思い立ったが吉日

昨年10月、ふと思い立ったのです。

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最近子どもの世話ばかりで自分のために時間使ってないな・・・。あ、日本史もう一回やり直したいなぁ….。

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と。ちなみに私は高校時代は世界史、大学受験は地理と倫理を選択するという見事な日本史除外っぷりでした。ここから大学で日本史を専攻してしまうあたり、どこで何があるか分からないもんですね。

使用教材

とりあえず概略だけでもつかめるようになろうと思い、取り出したのはセンター試験30日完成という教材。安定の山川出版です。

【新品】30日完成スピードマスター日本史問題集日本史B 山川出版社 東京都歴史教育研究会/編

価格:737円
(2022/3/7 22:53時点)
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このテキストにした理由は、時代ごとの概要が見開き1ページ、1問1答が見開き1ページとなっていて分かりやすかったからです。そして何より値段が手頃。そして30日で1周することを想定して作られた構成。まさに今回のチャレンジにもってこいです。

所要時間

子どもが昼寝している1時間半と、夜寝付いてからの1時間をスタンダードの勉強時間として設定。なお、子どもが寝なかった場合や中途覚醒があった場合など中断タイムが突如として入る場合もあるので、毎日できるとは限りません。

いつ終わるか分からないタイミングでの勉強はスリル満点ですね。

勉強方法

一問一答の穴埋めになっている部分を最初に埋めていき、完成させた後にスマホで録音を録り、寝かしつけや家事の合間にひたすら聞き続けます。

机に向かう時間が取れたタイミングでセンター試験の過去問を解き、採点します。

間違ったところだけ正解を確認しておきます。

これを旧石器・縄文時代~平成時代までの時代区分ごとに実施していきました。

結果

1ヶ月勉強した結果、センター試験の過去問は7割程度の得点でした。
勉強を始める前は5割5分だったので、思ったよりも点数が伸びました!!やった!!!!

しかし、間違った部分を確認すると・・・・

古代史はほぼノーミス、時代が最近になるにつれてミスが増えていき、ミスのほとんどが近現代史。

あっっちゃあ、といった感じです。

頭を抱える私の脇で相棒が一言。

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しゃーないわ、日本史は明治前と明治後で受験で扱うような事件がだいたい半分くらいやで。長い日本の歴史を前半後半で分けるとしたら明治前と明治以後やわ。

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150年ちょいの変化なめてたわぁ。

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ふとよぎった歴史総合

そんなやりとりをしてふと頭をよぎったのは、2022年度からスタートする高校での新しい科目、日本史総合。日本史A・Bが消滅し、日本史総合と日本史探究というカテゴリとして新しくなる、というニュースがありましたよね。必修となる日本史総合では古い時代からではなく、明治以降の日本史を学習するということで「必修科目で通史を教えなくて大丈夫なのか?!」という議論が巻き起こりました。


歴史学に「意義」を見いだす危険性は承知していますが、近代を学ぶ意義を考えるとすると、日本が他国との関わりを重視するようになった明治時代以降の日本の歴史をよく理解することで、現在のあり方を考える力を身につけるためなのではないでしょうか。
怒濤の変化があった明治・大正・昭和・平成の情報量がかなり増えたのは、日本の歴史の中に他国が頻繁に登場し、関係性を作り始めたからです。その結果、近現代の歴史学概論の情報量はそれ以前の時代よりも多くなったのでしょう。


歴史に残る情報は今まで以上に増え続けていくのは、ほぼ確実です。高校生のうちに様々な観点から物事を捉える練習として、日本史総合が上手く機能することを期待しています。

おわりに

そんなこんなで私の日本史チャレンジは終わりを告げました。

もう一度近現代史を勉強して、自分の専門の時代だけでない歴史の広がりを体験してみたいと思います。もう少し子どもが大きくなったら、まとめて勉強時間も取れるかな。あと、また機会があったら今度は世界史1ヶ月チャレンジもしてみたいと思います。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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