心理職の成長モデルを、教育職と比較してみた【公認心理師試験勉強】

crop unrecognizable man talking to female psychologist 公認心理師試験
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はじめに

ぼちぼち職場復帰で戦々恐々としている管理人です。最近なかなか心理士試験の勉強に集中するのが難しくなってきましたが、1日1時間でも続けていかなければ!というモチベーションでやってます。今日学んだのは「心理職の成長モデル」について。心理職にはこんな考え方があるけれど、教育ではどのように扱われているのでしょう。

というわけで今回は心理職の成長モデルについて、教育職と比較していきます。

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心理職の成長モデルとは

心理職の成長モデルについてざっくりと説明しておきます。

このモデルは2003年にロンスタットとスコウフォルトによって提唱されました。ステージが6段階あるので、6期発達モデルとも言います。順番に見ていきましょう。

素人援助者期

心理援助の訓練を受ける前の状態で、相談相手になり、自分の経験を基にアドバイスをします。その一方で相談相手の悩みに深入りし、自分と同一化しがちです。成功・失敗体験が心理職への関心のきっかけになります。

初学期

専門的な訓練を受けることへの熱意が強いですが、不安が大きいです。即効性のあるスキルを探し求めますが、新しく学ぶことが多く、学習が上手く進みません。

上級生期(博士後期課程)

一人前の専門家になることを目標にするため、完璧主義になりがちで、教科書通りにこなそうとします。目標とする人を見つけ、かたくなに目指そうとすることもあります。

初心者専門家(博士後期課程修了から臨床経験5年程度)

専門家として職に就いてから、自分が体得してきたことを見直していきます。個人としての自分が臨床活動に大きく影響していることを感じ、個人と職業人としての自分を統合しようと試みます。理論モデルの忠実さより、クライエントとの最適な治療環境に注意を向けるようになります。

訓練を積んだ専門家(臨床経験15年程度)

様々な現場で数多くの経験を積んで、自分の価値観やパーソナリティを反映させていきます。また、個人と職業人としての自己の境界が引けるように成り、双方の良いところが出せるようになります。専門的な知識や技能を柔軟に使いこなして、困難な状況に至っても落ち着いて対処できます。

熟練した専門家(臨床経験20年~25年)

職業人生を振り返り、自分の実力を適格に認識し、それと同時に限界も謙虚に受け入れるようになります。その一方で職業に対する関心や専門知識の発展に対して一歩引くなど、冷めた見方をすることもあります。

参考:改訂版 公認心理師現任者講習会テキスト

心理職の成長を助ける「スーパービジョン」

これらの心理職の成長において重要な要素の一つがスーパービジョンです。

このシステムは、アドバイスや客観的意見を求めている「スーパーバイジー」が、経験年数が豊富な「スーパーバイザー」と対話し、関係性を作りながら、アドバイスや特定の知識を得るものです。モデリングや体験学習の側面があります。

地域をつくる相談支援の実践(スーパービジョン) (saga-csw.or.jp)

おわりに:教員と比べてみると

比べてみると、まさに、教員の成長課題とリンクしているように感じました。

素人援助期は、大学の1,2年生ぐらいでしょうか。
初学期はゼミに在籍するようになったくらいにありがちですかね。
上級生期は教員採用試験合格直後ぐらい、と言ったところでしょうか。
そしてその後経験年数5年経過するぐらいまでが初心者専門家期ですね。

「スーパービジョン」というシステムも、若手教員(スーパーバイジー)がベテラン教員(スーパーバイザー)に質問をしていると解釈すればダブる部分がありますね。
ただ、スーパービジョンを十分に受けられる環境が教員にあるのかと言われると、そこは疑問が残るところではあります。教員も、この成長モデルを意識しながら研究と修養に勤めていけるとより見聞が深まるのではないでしょうか。

さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。

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