はじめに
今回は方言ネタです。今夜たまたまテレビを見ていたら、銀座にある茨城のアンテナショップ「イバラキセンス」が映っていました。いばらキッスという銘柄のいちごを使ったパフェが紹介されていて、夜なのにおなかが減ってしまいました…。体重増加が加速する…。
スタッフのお姉さんが一生懸命標準語を話そうとしながらも、ところどころイントネーションが懐かしい感じでほっこりしました。
イバラキセンスのサイトはこちらから[公式]IBARAKI sense (ibaraki-sense.com)
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ロリポップでブログをはじめる方言とは
方言について話す前に、定義を確認しておきましょう。
地域差から見た各言語。地域を広くとれば、日本語には琉球方言と本土方言しかない。狭くとれば、何県何郡何村大字何々の方言もある。これを推し進めれば、一軒一軒、家族と家族の間の違いにもなり、さらにつめれば、個人ごとのことばの違いになって、これが地域差の最小単位となる。その差が耳に感じられるとき、その全体的印象を特に訛(なまり)という。「東北訛の標準語」とか「訛のないことば」のように使う。それは繰り返しあらわれる特徴で、話し手にとってしばしば意識されない。主として、音声・アクセント・イントネーションに関することが多いが、文法についてもいうことがある。また、一つ一つの語に関する地域差のうち、ある地域を特色づける、珍しい語を特に俚言(りげん、里言)という。たとえば「メンコイ」「(雨)ズラ」「(ヨカ)バッテン」のような語のことで、いわゆる「方言集」は俚言を集めたものといっていい。
ほうげん【方言】”, 国史大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-02-09)
学問的には〈方言〉を,ある地域で使われる言葉の全体を指す用語として使う。しかし一般に〈方言〉というと,個々の単語,しかも共通語と語形の違うものを指していうことも多い。観光みやげの手ぬぐいやのれんなどに取り上げられたり,いわゆる〈方言集〉に載るのがこれである(たとえば鹿児島なら〈おいどん=私〉〈おごじょ=娘〉〈よかにせ=好男子〉などといった単語)。方言学では,このような単語を〈方言〉と区別して〈俚言(りげん)〉と呼ぶ。一方,〈訛(なまり)〉は,発音やアクセントの共通語とのずれをいうことが多い。一般にいう〈東北弁〉〈京言葉〉などの〈~弁〉〈~言葉〉は,個々の単語を指すこともあり,その地域の言葉全体を指すこともある。言葉の地域差には,単語の語形と意味の違いや,文法的な違い,発音・アクセントの違いなどがある。また〈ソラ〉とか〈ヨム〉のような地域差のない要素も,地域差のある要素と同様に,ある地域の言葉として〈方言〉の一部をなす。
“方言”, 世界大百科事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-02-09)
これらをざっくりまとめると、
地域で使われる言葉全体・・・方言
地域で使われる言葉の中で明らかに言い方が共通語と異なるもの・・・俚言(りげん)
発音やイントネーションが地域によって違う(テレビに映っていた茨城出身の人の話し方)・・・訛り
と言うようです。
前置きが非常に長くなってしまいましたが、これらの定義を前提にして本題に入っていきたいと思います。
方言分布図のおもひで
今回の話は私が大学時代に図書館の閉架でたまたま見つけた方言分布地図を読んでいたときに見つけたところから始まります。
初めて閉架に入った私がたまたま見つけたのが方言分布地図。ある特定の言葉をそれぞれの地域で何というのかを収集し、ローマ字表記した上で系統ごとにドットマップとしてまとめてありました。系統にまとめられない物は端のほうにローマ字で書かれていました。
たとえば「そうだ(yes)」を方言で何というのか、という質問に対しては関東地方で「souda」という回答、関西地方では「seyana」東北地方では「ndana」というような一定の傾向が見られていました。
「人を起こすときに何と声をかけますか」
衝撃的だったのはこの質問。
茨城弁は、田舎っぽい訛りが特徴ですが、関東方言と東北方言が融合した独特のスタイルなので、人を起こすときは「okiro」とか「okire」とか言うんだろうなと思っていたんです。
案の定、全国をチェックしていくと「okiyo」「okiresi」「okiya」など、「起きろ」を踏襲したような回答が多かったですが、茨城県中央部には「その他」の印が。
「起きろ」じゃないなら、いったい何と言って起こすんだ・・・・・・?
端書きを確認すると
「itsumadenetennda」
「イツマデネテンダ」
「いつまでねてんだ」
・・・・・・・なるほど?(そうきたか)
予想外の変化球が飛んできました。しかし思えば私も子供の頃そうやって起こされた記憶があります。まさか方言の研究で収集されてしまうようなレベルの話だったとは思いませんでした。
おわりに
そのほかにも県央地域独特の表現としては、乗り物から「降りる」が「ochru」になるのが採録されていました。水戸の中高齢の方はよく使っていますね。
このバスみとえきいぎだっぺ?!けーせーひゃっかてんとこでおちっかんね!はっこ!(このバス水戸駅行きでしょ?京成百貨店のところで降りるからね!早く来なさい!)
[/word_balloon]若い人はどうなのでしょう?ちなみに私は関西で使って困惑されました。
それよりはハードルが低いであろう「itumadenetennda」
ぜひ使ってみてくださいね。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。


