体験から考えるピアジェの発達理論について【公認心理師試験勉強】

crop unrecognizable man talking to female psychologist 公認心理師試験
Photo by Alex Green on Pexels.com
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はじめに

今回はピアジェの発達理論についてです。こちらは教員採用試験でも結構な頻度で出題される内容なので、公認心理師試験だけでなく教員採用試験の勉強でも押さえておきたい分野ですね。
さいごまでおつきあいいただけたらありがたいです。

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ピアジェの発達理論

ピアジェによれば、人間はことばを操る以前にはシェマ(=スキーマ)という、経験に基づいて形成された知識や行動の枠組みで物事をとらえるそうです。

そこから同化・調節を重ねることにより、均衡化が進みシェマが安定していくというプロセスを踏むのだそうです。そして、発達の順序として、

①感覚運動期(0歳~2歳)

特徴は循環反応(同じ動きを繰り返す)です。
また、対象の永続性(例:いないいないばあをすると見えなくなったけれど、お母さん自体が消えるわけではないということを学ぶ)の取得が課題の1つとなります。

②前操作期(2歳~6歳)

特徴は、

・三つ山問題から分かる自己中心性(実際は相手から見えていなくても、相手も自分と同じように見えていると考える)、
自己中心語(独り言)
アニミズム(全てのものに魂があるととらえる考え方、人形を生きている物のように扱うなど)
保存の未獲得(見せかけの量が変化すると、本当に変化したように感じてしまう。例:大きなコップに少し入ったジュースを小さいコップに入れ替えると「量が増えた」と感じる。ビスケットが割れると「ビスケットが増えた」と考える。どこぞやの童謡みたいですね。)

③具体的操作期(7歳~11歳)

特徴は、心的操作によるシェマ形成、保存の概念です。
具体的に言うと、序列(大きさ比べ)、分類(仲間同士で分類できる)、保存(見せかけの量にだまされない)ができるようになります。

④形式的操作期(12歳~)

特徴は、抽象的な概念も心的操作が可能になることです。実際の体験や実体がなくとも、頭の中だけで物事の処理が可能になります。

覚え方は「いくぞ!完・全・変・形!」のようなロボットアニメの台詞を言う気持ちで「ピアジェ!完・前・具・形!」でいきましょう。

実体験を踏まえての感想:感覚運動期

この理論を踏まえて考えてみると、たしかにうちの子どもは同じような動作を確認するように繰り返しているし(循環反応)、生後6ヶ月くらいは少しでもそばを離れようものなら大泣きしていましたが、1歳半の今は少しの時間ならいなくなっても大泣きがなくなりました(対象の永続性:目の前からいなくなっても、存在が消えたわけではないと気がついた)。

実体験を踏まえての感想:前操作期

小学校の低学年の算数の勉強が「なかまあつめ」から始まって分類を学習し、大きさ比べをして、かさくらべの学習を通して、保存の概念を理解し、見せかけの量にだまされないことを学んでいると考えると、上手くリンクしているなと感じました。

おわりに

いかがでしたか?個人的にピアジェの発達理論は、子供の成長を考える上で納得のいく部分がとても多く感じました。やはり現在も継承されているのには説得力があります。

さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。

参考文献はこちらです。

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