はじめに
以前の記事では、公認心理師の勉強をしていて自分の特性に興味を持ったので、発達検査が受けられる場所をしらべたことと大学の研究機関で発達検査ができること、初回面接を受けたことを紹介しました。参考・・・【そうだ、発達検査しよう】大学で発達検査のため初回カウンセリングを受けた体験談
今回は、初回カウンセリングを経てテストバッテリーとして組まれた、WAIS-ⅣとTEG(東大式エゴグラム)を実際に検査を受け、結果をもらった体験談をつらつらまとめていこうと思います。率直な感想としては、「自分の取り扱い説明書をゲットできた」という感じでした。
学校心理士についてはこちら・・・学校心理士取得について調べたら、公認心理師が圧倒的に有利なことに気付いた体験談
臨床発達心理士についてはこちら・・・臨床発達心理士取得を調べたら、公認心理師と教員の狭間で自分の軸が揺れ動いた話
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子連れで出かけた体験談です。
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ロリポップでブログをはじめるWAIS-Ⅳ
今回のメインの検査はこちらでした。概要はこちらから・・・知能検査についてまとめてみた【公認心理師試験勉強】
この検査では
言語理解(VCI)・・・言葉の理解力や知識
ワーキングメモリ(PRI)・・・聴覚を中心とした記憶力・注意力
知覚推理(WMI)・・・視覚を中心とした状況把握や理解
処理速度(PSI)・・・作業の正確さやスピード
の4つの項目について指標が示されます。
対象年齢がある検査です。
所要時間は2時間程度でした。
具体的な内容についての説明は検査の内容に触れてしまうためできないのですが、全部一通りこなすとかなり疲れました。子どもがWISCを受ける際も、このように疲労が出るんだろうなと思うと、なんだか気の毒な気持ちすら起きてきました。
また、課題が多岐にわたるため、結果をもらう前から何となく自分に得意な分野と苦手な分野に偏りがあることに気付けました。
検査を受ける前までは、自分には明らかに人よりできないことがあるけれど、何が人より劣っているのか分からないと思っていたのですが、いざ検査でやってみると「あー!この作業苦手!はよ終わらないかなー」や「こういうのは全然苦にならないな-、ずっとやってたいわぁ」という、得意分野についての新たな発見が。
これだけでもおつりが来るくらい収穫のある経験でした。
TEG(東大式エゴグラム)
こちらはパーソナリティ検査の一つです。
新版TEG3 東大式エゴグラム|心理検査専門所|千葉テストセンター (chibatc.co.jp)
性格の傾向や行動パターンなどが分かる検査で、所要時間は5分程度でした。
質問に答えていくことで自分の性格を「批判的な大人」「養育的な大人」「大人」「自由な子ども」「従順な子ども」の5つの側面からとらえ、それぞれの数値の大きさから性格の傾向を見いだすことができます。
こちらは比較的簡単な検査で、自分のことについて思いを馳せながら考えることができました。アイデンティティの確立が求められる青年期に行うと自己理解が上手く進みそうだな、という感想を抱きました。
検査から1ヶ月後に結果をもらう
WAIS-Ⅳ
結果は紙媒体でもらえ、解説もしてもらえました。結果を一言で言い表すならば「こりゃ今までしんどかったわけだわ」という納得のクオリティでした。むしろ、たった2時間の検査でよくここまで自分の性能が分かったなぁという謎の感心をしてしまいました。
具体的には、言語理解は上位5%に入っているのに、他の分野は平均レベルで、処理速度だけ平均以下という見事な凹凸型。ザ・文系。もっとも、私の場合は利き手の矯正の反動として出ている可能性もあるとのことでした。利き手の矯正は、元々の特性で処理速度が高い人は耐えられるかもしれませんがそうでもない人にとってはやめておいたほうがいいのかもしれませんね。
あとは、初見に弱いので新しいことをするときは常に身構えておくように、というアドバイスをもらいました。
TEG
自分の性格が分かりやすく出ていました。一言で言うと「自分を押し殺して社会の枠組みに入って役割を演じているので、ストレスを非常に貯めやすい」という性格のようです。なるほどなぁ。
結果をもらって変わったこと3つ
自分に自信が持てた
自分の強みはこれだ!ということが数値で見えたため、この作業ならできる、強みが出せる、と思えるようになりました。一つでも強みがあると、そこを駆使して乗り切ろうといういわば「ルール縛りゲーム」をしている気分になって、少し楽しくなるし頑張ろうと思えます。
苦手なシチュエーションに対して対策がとれるようになった
苦手な場面が特定されたことで「この手の作業は誰かと組んでした方がいいな」や「この作業は苦手なのでダブルチェックをお願いします」など、自分の中で対策を練ることができるようになりました。
上手くいかなくても、必要以上にへこまなくなった
今までは失敗すると「どうして他の人には簡単にできることが自分にはできないんだろう。人よりできないからもっと時間をかけなきゃ。」と落ち込むことが多かったのですが、検査を受けてからは得手不得手が分かるようになったので、例え上手くいかないことがあっても、「そういや自分○○の数値低かったし、しゃーないのかもしれないな」「改善策を考えて次は△△の方法にしてみようかな」と前向きに捉えることができるようになりました。
考え方がリハビリテーションモデル(弱点を克服する)からストレングスモデル(強みを活かす)になるだけで、精神衛生上よくなりますね。
おわりに
今回は、WAIS-ⅣとTEGを受けた感想と、結果をもらった時の感想についてまとめてみました。
もし、受けたのがまだ自分を認められていなかった若い頃の自分だったら、これは受け入れられないものだったかもしれません。
年をとった今、結果という名の「自分の取扱説明書」を読んでみて、「だいぶ自分と向き合うのに時間はかかったけど、受けてみて良かったな」と思えました。
まだこれから先の人生もある予定なので、つまずいたときには自分の取扱説明書を読みながら、ぼちぼちやっていこうとおもいます。
さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。
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