はじめに
今回は教員の技の一つである、指示出しの方法についてです。普段何気なく行っている児童生徒への指示ですが、分類していくと大きく4つに分かれているようです。どのように使い分けていくと分かりやすいのかについてまとめていきます。
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ロリポップでブログをはじめる指示の仕方には名前がついている
間接指示
具体的な名称を使わず、「あれとって」「これやっといて」という指示です。
近くにいる人、事情を知っている人に対して多く使われます。言葉を取得している途中である小さな子どもにも有効ですね。
簡単に指示を出せる一方で、具体的な事象や名詞が指示の中に出てこないため、意味の取り違えや意図のすれ違いが起きやすいというデメリットがあります。
直接指示
「このペンをとって」「このプリントの丸付けをしておいて」など、具体的な名称や動作が言葉で表される指示です。
意味のとりちがえが少ない一方で、とっさの指示には向かないというデメリットがあります。
指さし指示
「黒板のこのぶぶんを見てね」と言いながら黒板の注目部分を指し示す指示の出し方です。言葉で説明しにくい場面で間接指示と一緒に使われたり、言葉を介さずに指示を与える際に使われたりします。また、注目する視点が明確化されるというメリットもあります。ネットで話題になっている某安全猫の「ヨシ!」がそれにあたります。
近い距離の指示や強調に効果を発揮する一方で、遠距離にあるものの指示には向かないというデメリットがあります。
身体接触指示
「この部分に力を入れて立って」や、「前ならえで手をこんな風に伸ばすよ」というように、身体に触って具体的な行動を指示する手法です。
低学年の場合は実際に体を動かしたり触覚を知覚したりすることで理解が深まりますが、一歩間違えるとセクハラに該当する可能性があるという致命的なデメリットがあります。
おわりに:感想
この話を聞く中で、子供の成長段階が頭をよぎっていました。
小さな子どもが自分の意見を主張する際に、まず最初に覚えるのが指さしです。指さしができるようになってくると「コレ」「アレ」というような間接的指示となり、さらに成長していくと「パン ちょうだい」などと直接指示ができるようになっていきます。そう考えると、当たり前のことではありますが、言語に頼らない分、体験的な理解度が高いのはやはり指さし指示と身体接触指示なのですね。
これらの指示はいままで無意識のうちに使用していたものばかりですが、いざまとめてみるとそれぞれメリット・デメリットがあることがわかります。
複数の指示の出し方を組み合わせることで、効果的な授業ができる手助けとなるのはないでしょうか。
さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。


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