平城宮の「じゃない」楽しみ方を地元民が解説【子連れで奈良観光】【無料駐車場あり】

歴史・地域文化アーカイブ
東院庭園
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はじめに

皆さんは子どもを連れて奈良市内で遊ぶとなったとき、どんなところに行っていますか?

個人的なおすすめは史跡です。

かといって東大寺・春日大社・興福寺も良いけれど、小さい子がいるとちょっと心配(鹿と鹿の生産物的な意味で)ですね。

鹿がいなくて、広くて、おもいっきり遊べるような、車で行ける場所はないものか・・・。

そんな場所がありました!!!!というわけで、今回はその場所を紹介していきます。

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おすすめは平城宮跡と東院庭園

今回おすすめするスポットは、平城宮の東院庭園側です。

もちろん、かつて都であったという歴史的価値もありますが、子連れにおすすめしたい理由は、なんといってもその「広さ」にあります。

歴史的価値や学習に主眼を置く場合は、復元遣唐使船がある方の大通りに面した駐車場に車を停めていくのがベストですが、小さな子供と体を動かして遊びたいのであれば、東院庭園側がおすすめです。

平城宮跡について

一応、平城宮の概要についても触れておきましょう。

和銅三年(七一〇)から延暦三年(七八四)までの宮都。平城京の北域中央に設けられ、天皇の居住空間である内裏、朝政・儀式の際の集会施設である朝堂院、また饗宴施設、百官の政務処理の曹司などが置かれたところである。遺跡約一二四ヘクタールは現在の奈良市佐紀町・北新町・法華寺町に所在し、国の特別史跡に指定されて、土地はほとんどが公有化され、奈良国立文化財研究所により発掘調査および史跡の環境整備事業が行われている。

“へいぜいきゅう【平城宮】”, 国史大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com ,

平城京跡は奈良市と大和郡山市とにわたって存在する。南北四・八キロ、東西約四・三キロに及ぶ平城京は、すでに造営が始まった時に為政者によって四禽図にかなう地として認識されたように、北は平城なら山の丘陵に、東は春日の山系に、西は生駒(いこま)山から続く丘陵によって囲まれた地域を占めて計画的に造営された。東は佐保川およびこれに合流する岩井(いわい)川・薦(こも)川などの数条の水系が形造る扇状地をなしており、西は秋篠(あきしの)川に合流する幾つかの水系が東よりはやや小規模ながら展開している。

“へいじょうきょうあと・へいじょうきゅうあと【平城京跡・平城宮跡】奈良県:奈良市”, 日本歴史地名大系, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-02-06)

平城宮跡は710年に造営され、2010年には遷都1300年を祝う式典が行われ、平城宮の設備が整いました。このときに誕生したのがいろいろな意味で人気となった「せんとくん」ですね。

東院庭園について

平城宮東張出部に所在した内裏に准ずる宮殿。天平勝宝六年(七五四)から宝亀元年(七七〇)までみえ、孝謙・称徳天皇の時期に用いられた。神護景雲元年(七六七)琉璃瓦で葺いた玉殿を建造、東張出部からは琉璃瓦にあたる緑釉瓦が出土する。東張出部東南隅に発見した玉石組の園池は東院の一郭であろう。神護景雲元年造営を行なった東内との関係は、東院が東内の中枢となる院で、東内はより広い区画の呼称であろう。→平城宮(へいぜいきゅう)

“とういん【東院】”, 国史大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com ,

平城京とは?|国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所 (mlit.go.jp)
↑こちらのサイトから、奈良時代当初の平城京の様子が分かります。

他の宮にない東の張り出し部分は、東院 (とういん) と称されるが、その南半は、天皇が出御して儀式や宴を行った場所と考えられる。東南隅には旧地形を生かした園池が発掘され、当時の庭園遺構として貴重である。

“平城宮”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com ,

平城宮の特徴は、なんと言っても四角形ではない、少し東に出っ張った形です。その出っ張りの部分が東宮であったと言われています。

実際に行ってみた

分け入っても分け入っても広い土地。

周りに遮るものは何もないので、走り回り放題です。

その一方で、風が強い日に行くと割と大変でした。それもそのはず、遮る物が何もない広場で風が吹くんですから。ボールを持っていったのですが、地面に置けば何もしていないのにコロコロ転がっていきます。シャボン玉で遊んだら、未だかつてないスピードで飛んでいきました。これにはびっくり。

復原した建物の基台部分に登ると、平城宮跡を横切る近鉄電車が見えます。

世界で唯一、世界遺産を突っ切る電車である近鉄電車は結構な頻度で走るので、電車好きなお子さんは喜ぶと思います。現にうちの子どもは踏切の音が聞こえるたびに大喜びでした。

周りに遮るものが何もないので、風がそれほど強くなければボール遊びやシャボン玉をするのも楽しいです。

そして東院庭園へ。

この写真を撮った際は工事中で水が抜かれていましたが、本来は池になっています。ちなみに橋もかかっています。

付随している資料館では、出土した朱雀模様の瓦や、池の石葺きの復元等が展示されていました。ちなみに子どもは通路の石拾いが楽しかったようで走りまくっており、展示物はしっかり見られませんでした。

今回利用した駐車場はこちらでした。無料開放していて、なかなかの穴場です。ただ、駐車可能台数が20台以下というのが少しネックかもしれません。

おわりに

平城宮の東院庭園側は復元整備がなされていないゾーンになっていて、駐車場も近くて、電車も見えて、何もない広場で思いっきり遊ぶことができるので子連れで遊ぶ広場としてなかなか適性が高いという体験談でした。

が、いかんせん建物が少ないので、夏に行く場合は熱中症対策、冬に行く場合は防寒対策が必須ですね。
近くにはミナーラもあるので、是非行ってみてください。

さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。

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