ベルリンの新博物館で、ネフェルティティと「リアル蛇足」を見た話

旅と文化の探訪記
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はじめに

突然ですが、「蛇足」という慣用句がありますね。

よけいなもの、なくてもよい無駄なもののたとえ。蛇の絵を早く描く競争で、最初に描いた者が足まで描いて負けたという「戦国策‐斉策上・閔王」の故事による。「だ」は「蛇」の慣用音。

“蛇足”, 故事俗信ことわざ大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-02-13)

この説話を学校で教わった際、足がある蛇を描くなんてナンセンスだ、そんなことする奴おるわけない、所詮例え話だなと思っていました。ベルリンで奴を見るまでは。

というわけで、今回はベルリンでリアル蛇足を目撃した話です。

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ネフェルティティに会いたかった

コロナ直前の2019年8月、相棒とベルリンに行った時の話です。古代エジプトが割と好きな管理人は、ベルリンで見たいものがありました。

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ベルリンの壁と、ブランデンブルク門も大事だから押さえておきたい。しかし!私は!ネフェルティティを!見たい!

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※ネフェルティティ

古代エジプト第18王朝第10代の王イクナートン(在位,前1364ころ-前1347ころ)の妃。出身についてはミタンニ王女説とエジプト貴族の娘とする2説がある(近年では後者が有力)。夫王とともに熱心に太陽神アテンに帰依,〈宗教改革〉を推進する。王夫妻のこまやかな交流はアマルナ美術の好んで取りあげた主題だが,夫王の治世第12年を最後に姿を消した(失脚か死亡かは不明)。西ベルリン,ダーレム美術館蔵の王妃の胸像は,とくに名高い。

“ネフェルティティ”, 世界大百科事典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-02-13)
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わ、わかった。そのねふぇるてぃてぃ?を見に行こう。

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そしてやってきたのはベルリンの新博物館。こちらの目玉になっているのが、ネフェルティティの胸像です。画像はこちらをどうぞ。

ネフェルティティの胸像 – Wikipedia

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アマルナ美術の代表作だったなぁーとか、ツタンカーメンの義母だったなぁとか、世界史の教科書に載ってたなぁとか、高校で習うような知識が一気に頭を駆け巡りました。

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アマルナ美術の最高傑作をこの目で見ることができ、満足してこの部屋を後にしました。そしてこのあと奴に出会うのです。

奴は死者の書にいた

その部屋には沢山の死者の書が展示されていました。

たいそう長い蛇。たくさんいる後ろの人たちが棒人間っぽくて面白い。

古代エジプトにおいては、蛇は王権の象徴だったとか。

こんな感じでヒエログリフとカルトナージュがたくさん並ぶ死者の書を眺めていたら

いたんですよ。

足の生えた蛇が。

思わず二度見。
あふれでるアルティメット感。

まさに蛇足。2枚目に至っては4本脚に羽までついてまさに最強の様相。

一体誰だったんでしょう?メジェド神がいっとき話題になっていましたが、この蛇足神も神格の一つなのでしょうね。

おわりに

以上、ネフェルティティを見に行ったら、死者の書にいたリアル蛇足と遭遇した話でした。今はコロナで海外旅行にはとても行けない状況ですが、またお金を貯めて見に行きたいものです。

さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。

おまけ

長い蛇をたくさんの人たちでえっちらおっちら運んでいました。

そして椅子にもしていました(右上)。

古代エジプト人は蛇が大好き。

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