
はじめに
今回はナラティブアプローチについてです。こちらは社会構成主義を基盤とする手法で、現在は医療の場だけでなくキャリアコンサルティングなどでも使われています。調べてみると学校での子供のカウンセリングや悩み相談に乗る際に使えそうなので、紹介します。
参考:社会構成主義とは・・・「現実は、言語を介した人々の相互交流の中から紡ぎ出されている」という考え方。信号の色は「赤・青・黄色」だが、青は実際は緑がかった色をしている。言葉と認識によって構成された社会に人々は生きている。
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子連れで出かけた体験談です。
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実際に近いことをやっていた話・・・振り返りで、無意識にナラティブアプローチをしていたことに気付いた話
ナラティブアプローチの概要
クライエントの語った自分についての物語(ドミナントストーリー)を、肯定的で建設的な物語へとクライアントの手で編集していけるようにする支援です。
手順としては
ドミナントストーリーの受容→外在化→反省的質問→例外的結果→オルタナティブストーリー
となっています。
具体的手法としては、こちらのサイトが分かりやすいです。
ナラティヴ・アプローチとは?「物語で問題を解決する」ってどういうことをするの?意味や手法など、わかりやすく紹介します | LITALICO仕事ナビ (snabi.jp)
教育の場で活かすなら
ネガティブ思考に陥っている人に前を向いてもらう支援に使っていくのがよいのではないかと思います。例を二つ挙げます。
①学校生活で無気力な態度を見せる生徒との面談
具体的な例としては、このようなかんじになるでしょうか。
・「学校でどんなことがめんどくさいかな?理由も混みで教えてほしいなぁ。」生徒のドミナントストーリーを教員側の問いかけ等を使いながら共有していく(ドミナントストーリーの受容)、
・「あなたの学校生活を一言で言うと?」と言った具合で学校生活に題名をつけてもらう(外在化)、
・「その現象が起きている要因になっている物は何だと思う?(反省的質問)」
・「(要因になっているもの)っていつもめんどくさいの?」
「(要因になっているもの)はいつも君にいやな思いをさせるのかな?(例外的結果)」
・「いつもネガティブイメージを持たせるわけではないんだね。それは何でだと思う?」
「(要因になっているもの)を違う視点で捉え直すと何か変わるかな?(オルタナティブストーリーを共同で作っていく)」
②若手教員の相談に乗る
個人的な体験談ですが、保護者対応に悩んで、その時に一緒に学年を組んでいたベテランの先生に相談に乗ってもらった際に、とてもすっきりした経験があるのですが、今思えば完全にこの順序で話が進んでいました。
ベテラン先生の手腕に数年遅れで舌を巻きました・・・・。
おわりに
ドミナントストーリーを共有し、受容する活動を通して信頼関係を築きながら課題をとらえ直していくナラティブアプローチ、ぜひ教育現場でも活用してみてくださいね。
さいごまでおつきあいいただきありがとうございました。
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